GMOあおぞらネット銀行が3月3日に発表した調査結果によると、全国の大学4年生と社会人1年生の5人に1人がネット銀行の口座を持っている。全体では、大学4年生、社会人1年生ともにゆうちょ銀行がトップで、6割を超えた。続いて地方銀行、都市銀行と続き、ネット銀行は大学四年生の18.6%、社会人1年生の20.2%が口座を保有していた。
その銀行を選んだ理由は、「家族が使っていたから」がトップだった。ゆうちょ銀行で51%、地方銀行で52%、都市銀行で38%、信用金庫・信用組合で38%といずれもほぼトップ。ただしネット銀行だけは、違う理由だ。
「オンラインバンキングサービスが使いやすから」「取引手数料がお得だから」「キャンペーンが充実しているから」といった理由が並び、他の銀行と違った目的で口座開設したことが分かる。
また現在の貯蓄額は、大学4年生では「10万〜30万円未満」が最多の23.4%だったが、社会人1年生については0円(13.2%)から300万円以上(5.4%)など広くばらつき、最多は「100万〜300万円未満」の20.0%だった。
この調査は2月4日から7日まで、全国の大学4年生と社会人1年生1000人にインターネットで行われた。
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