新卒就活サイト運営のマイナビ(東京都千代田区)が3月4日に発表した「2021年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」によると、就活が本格スタートする前の学生のインターンシップへの応募率が過去最高になったことが明らかになった。
「特定の企業のことをよく知るため」「特定の企業が自分に合うかを確かめるため」などといった目的で、3月1日のプレエントリー解禁を待たずに積極的に情報収集をする学生の増加が背景にある。
今回の調査は2020年2月1日〜13日に実施。2月1日時点のマイナビのサイト会員5,794 名を対象に行われた。
就活が本格スタートする前の学生の「インターンシップ応募率」は92.4%と前年の88.7%を上まわり、過去最高。「インターンシップ参加率」は初の 8 割超えとなった。さらに、平均応募社数・平均参加社数のいずれも増加傾向となるなど大学生にとって「インターンシップに応募・参加すること」が完全に一般的になっていることが伺われる。
インターンシップに参加した学生に対してその目的について聞いてみると、21年卒の学生では「特定の企業のことをよく知るため」が最も多く58.4%であった。ほかにも、「特定の企業が自分に合うかを確かめるため」(46.1%)、「視野を広げるため」(43.1%)と、大学生自身が積極的に自分から企業のことを知ろうとしている姿勢が目立つ。
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