アデコは、子育て中の30代の男性会社員500人と、子育て中の男性会社員を部下に持つ50代の男性管理職500人を対象に、家事・育児分担に関する意識調査を実施した。
その結果、共働き家庭の30代男性の約6割が「周囲より家事を分担している」と自負していることが分かった。しかし、平日の家事分担は「自分3割:妻7割」が最多で、子どもがいる共働き家庭であっても、妻に家事の負担が偏っている現状が浮かび上がった。
「平日の家事分担時間」について、自分と妻の合計時間を100%とした際の負担割合について尋ねたところ、自分の負担割合は「30%」という回答が最多だった。また、自分の方が負担は少ない(0〜40%の負担)と回答した30代男性社員は66.0%にも及んでいる。
そのデータを裏付けるように、「育児のために生じた仕事上の変化」についても、「変わらない」が41.2%でもっとも多かった。ついで「妻が忙しい時は早めに帰宅」(27.2%)、「全体的な残業量を減らした」(24.8%)と続くが、割合としては子育てによって「男性の仕事のスタイル」に大きな変化はないことが伺える。
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