しかし、このように妻の家事負担が高いにもかかわらず、「育児・家事の分担に対する自分の取り組み度合い」については、約6割の人が「自分は周囲よりも分担をしている方だ」と回答。家庭内で比較すると妻の負担は大きいが、男性側からすれば、「周囲と比較すると家事をしている」という自負があるようだ。
さらに、「妻がもっと仕事へ比重を置くこと」についてどのように思うかを質問したところ、過半数以上の55.8%が否定している。共働きではあるが、妻には仕事の比重を抑えてほしいと考えている30代男性の割合が高いことが浮き彫りになった。男性の家事や妻の仕事に対する考え方が、女性の社会進出を阻んでいる一因になっているとも言えそうだ。
なお、子育て中の男性会社員を部下に持つ50代の男性管理職500人にも「平日の家事分担時間」について質問したところ、自分の負担割合が10%以下という回答が45.8%と半数近くを占めた。その中でも、自分の家事時間が0%で、全ての家事を妻が担うという人の割合が18.6%いた。
調査では30代会社員、50代管理職ともに共働き家庭を対象にしている。にもかかわらず、50代の男性管理職の世代では、妻の家事負担が非常に大きく、世代によって家事分担の意識に偏りがあることが見て取れた。
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