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» 2020年03月26日 10時19分 公開

絵画などアートの証明をブロックチェーンで スタートバーンがサービス開始

ブロックチェーンの利用用途として以前から言われていたのが、土地やモノなどの所有者の情報を記録して、簡単に所有者を証明したり、所有権の移転を容易にするというものだ。このたび、国内のスタートアップであるスタートバーンは、絵画などアートのためのブロックチェーン証明書発行サービスを開始した。

[斎藤健二,ITmedia]

 ブロックチェーンの利用用途として以前から言われていたのが、土地やモノなどの情報を記録して、簡単に内容を証明したり、所有権の移転を容易にするというものだ。このたび、国内のスタートアップであるスタートバーンは、絵画などアートのためのブロックチェーン証明書発行サービスを開始した。

 サービス名はStarbahn Cert.。仕組みは、ICタグとブロックチェーンを組み合わせたものになる。まずシールまたはカード型のICタグを作品に添付する。ICタグのIDはブロックチェーン上で管理され、作品のタイトルや製作者などの作品情報だけでなく、誰が証明書を発行したのかという発行者情報も記録される。

 アートの所有者は、ICタグにスマートフォンなどをかざすことで、ブロックチェーン内の情報を取得し、記録された情報を確認できるという仕組みだ。また、アートを売買した場合でも、所有歴や展示歴などが来歴情報という形で記録が残る。

サービス概要図
証明書情報をスマートフォンで閲覧したときのイメージ

 ビジネスモデルとしては、ICタグの販売となる。シール型は1枚3000円(税別)、カード型は1枚3500円からとなっている。

 情報が記録されるブロックチェーンは、Startrailと呼ばれ、スタートバーンを中心とした評議会が運営する予定だ。イーサリアムのブロックチェーン上のERC721規格に準拠したパブリックなブロックチェーンとなる。アートの証明書は、いわゆるNFT(ノンタンジブルトークン)として発行される。

 今後は、ICタグに加えてQRコードによる展示会での情報提供サービスや、中長距離でも読み取れるUHFチップを追加で埋め込むことで、倉庫管理などとの連動サービスへの展開を検討しているという。

ICタグのデザインイメージ。左はカード型、中央はシール型、右は内蔵されるICチップ

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