トレンドの観点から世界経済を見渡すと、今後長期的に米国などで医療や社会保障に注目が集まる可能性がある。ウイルスのワクチン開発などバイオテックに限らず、世界的にヘルスケアに注目していきたい。
仮に、米国の大統領選挙で民主党政権が選ばれるならば、社会福祉・医療保険拡充への財政拡大が期待できる。テクノロジーでは、コロナ・ショックをきっかけに長期的変化(テレビ会議システムの利便性が知られるきっかけになったことなど)が注目されるかもしれない。コロナ・ショックは、今後の世界の変化の胎動について考える機会でもある。
- コロナ・ショックとリーマン・ショックの違い
バブル崩壊とウイルス感染では景気回復が違うはずだ。株価の下げのめどと今後のシナリオを語ることは不可能への挑戦だが、現時点で市場で想定されている2四半期程度の消費低迷とその後の正常化を前提とすると、3月23日時点の日・米・欧の株価指数はおおむね悪材料を織り込んでいるとみられ、さらなる下げが長く続くとは考えにくい。
- 米国株はいま買いなのか?
新型コロナウイルスの感染拡大懸念から、世界の株式市場が揺れ動いている。例えば米株価指数は、2019年の上昇のかなりの部分を帳消しにした。それでも、世界の中でとりわけ米国株は良い投資先なのか。
- 新型コロナ、米国感染拡大で影響を受ける日系企業は? AI分析で判明
新型コロナウイルスの国内上場企業への影響予測を公開したxenodata lab.が、世界的な感染拡大にともない、AI解析による予測結果を更新した。米国で感染拡大が継続した際の影響として、特に自動車産業の減益可能性が高まった。
- コロナ相場で要注意? 老舗企業に潜む「隠れ不動産会社」の見つけ方
国内の不動産投資信託の状況を示す、東証REIT指数が大幅に下落している。そして上場企業の中には、“隠れ”不動産銘柄とも呼ぶべき企業が存在していることをご存知だろうか。
- 大荒れのコロナ相場、日本株を“爆売り”しているのは誰なのか
海外投資家は日本市場において3分の2近い売買シェアを誇る市場参加者だ。ここ1カ月間で、現物株式と指数先物を最も多く売り越したのも海外投資家だ。一方で、この下落でも買い向かっている市場参加者は個人投資家だ。
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