厚生労働省は3月31日、LINEの協力で実施している新型コロナウイルスに関するアンケート調査において、偽の調査画面でクレジットカード番号などを聞き出そうとする詐欺が発生していることから注意を呼びかけた。
厚労省とLINEは「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定」を締結。31日、LINEユーザーに健康状態などを尋ねる「新型コロナ対策のための全国調査」をトーク機能を使って実施していた。
しかし、このアンケートを装って、クレジットカード番号を聞き出すメッセージを送り付けるなど、詐欺と疑われる事案が発生しているといった情報がすでに寄せられているという。
今回のアンケートの質問項目は以下の通り。それ以外の質問を含んだメッセージには返答しないよう呼び掛けている。
LINEによると、初回調査の回答期限は4月1日だが、今後も継続して調査を実施する予定。「『LINE』の左に緑の公式バッチがついているものが公式アカウントです。偽物のアカウントにご注意ください」と呼び掛けている。
LINE、厚労省に新型コロナのクラスター対策に役立つ情報を提供
在庫ないのに「マスク入荷」 根拠ないのに「新型コロナ予防」 消費者庁が新型コロナ巡り再度の注意喚起
“テレワーク急増”が弱点に? 新型コロナで勢いづくハッカー集団の危険な手口
スバルは17日間停止 大手自動車工場が動かない4月、国内モノづくりの先行きは不透明
品薄のマスク、ここで買えます 「在庫あり」のお店だけ、1枚の値段が安い順に表示するWebサイトが登場Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング