ちなみにIntelligence Designの担当者によると、原宿の同じ場所で観測した「外出自粛要請後」の平日1日当たりの通行者数も、2月の平日平均と比べほぼ半減する結果となった。「要請後は、平日でも徐々に自粛ムードが広がっているようだ」(同社の担当者)。
新型コロナウイルスを巡っては国や自治体が、活動の活発な若年層に対する外出自粛を特に強く呼び掛けている。今回の調査では、少なくとも東京有数の若者向け繁華街・原宿で一定の効果が出ていると言えそうな結果となった。ただ、今後は「自粛疲れ」ムードが出てくる恐れや、若年層と違った行動パターンを取る高齢者に対してどう外出自粛を徹底してもらえるかも問われそうだ。
東京都知事の外出自粛要請は本当に効いたか――ビッグデータから意外な結果判明
新型コロナで外出自粛でも「買い物・旅行」、60代が最も活発――若者は自粛傾向だが……
新型コロナでも日本企業が社員に「テレワークさせなかった」真の理由
新型コロナ対策で露呈 「社員から確実に見放される企業」とは?
トイレットペーパー買い占め元凶はデマだけか メディア報道に潜む「大罪」――データで迫るCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング