5月13日にバーチャル背景を公開したのが西武鉄道だ。プラットホームに停車中の電車の背景を使えば、まさに駅にいる気分。他に電車の並び、車両基地内部など普段立ち入れない場所の風景を見せてくれる。鉄道ファン向けには「初代レッドアローと351系の並び」「101系と30000系の並び」がうれしい。鉄道ファン納得の9枚。
車両基地内の背景を使う時はヘルメットを着用すると臨場感が出そうだ。西武鉄道のコーポレートメッセージは「あれも、これも、かなう。西武鉄道」だ。鉄道マンになる夢がかなうかも。また、西武グループのグループスローガンは「でかける人を、ほほえむ人へ。」。西武鉄道は子ども向けコンテンツ「西武鉄道KIDS」で主力車種のペーパークラフトなどを展開しており、今では「おうちの人も、ほほえむ人へ。」である(うまいこと言ったつもり)。
東京メトロの背景は、地下鉄らしく「シールドトンネルの中」「車両基地内部」などが興味深い。「銀座線初代車両内部」は暗めで、人物合成時の相性が良さそうだ。銀座線渋谷駅新プラットホーム、改札口、きっぷ券売機はニュース番組のレポーターの気分になれそう。東京駅出入り口からの青空が爽快だ。「丸ノ内線歴代車両の並び」「千代田線6000系と有楽町線・副都心線10000系の並び」も貴重な場面だ。
東京メトロはバーチャル背景のほかに、各路線の主力車両の壁紙も配布している。PCのデスクトップ用に作られた作品だけれども、バーチャル背景に転用できる。(関連リンク:東京メトロ)
東京の地下鉄といえばもう一つ、東京都交通局がある。「大江戸線車両基地」「新宿線車両基地」のほか、「都営バス車両基地」がバスファンにもうれしい。「荒川の水辺から見上げる日暮里舎人ライナー」は涼しげで、初夏の季節にふさわしい。
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