就職情報大手のリクルートキャリア(東京・千代田)は6月4日、リクナビの新卒向け合同企業説明会の中止期間を7月末まで延長すると発表した。同社は「学生の安心安全を配慮した」上で、「緊急事態宣言は解除されたが、合同企業説明会という多くの方にご来場いただくイベントにおいて安心してご来場いただけるかをまだ注視する段階であると判断」したとしている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、人材大手は学生や人事担当者が集まる企業説明会を相次いで中止している。リクルートキャリアも、3月〜6月末までの全国でのリクナビの説明会を既に中止していた。
今回は、2021年卒学生向けサイト「リクナビ2021」が7月に開催予定だった3県(福岡、富山、愛媛)での3イベントを中止した。学生計約150人、企業60社の参加を見込んでいた。
同様に、22年卒向けの「リクナビ2022」の就職活動準備のための合同企業説明会、9都県9イベントも中止となった。こちらは学生計約1100人、180社の参加を予定していた。
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