リクルートキャリアが運営する就職みらい研究所は6月5日、大学生を対象に「就職プロセス調査」を実施し、その結果を発表した。6月1日時点の大学生の就職内定率は56.9%で、2000年卒の学生と比べ13.4%も減少していることが分かった。
学生が5月中に行った活動を見ると、昨年最も多かった「面接など対面での選考を受けた」は50.1ポイント減の21.4%。一方で「Web上での面接を受けた」は同47.9ポイント増の52.5%。「個別企業の説明会・セミナーのうち、Web上で開催されるものに参加した」についても同20.5ポイント増の26.3%。「Web面接は進んでいるものの対面での選考が実施できていない様子がうかがえた」(就職みらい研究所)
内定率を文理別にみると、理系は昨年に比べ1.2ポイント減の74.9%に対し、文系は同19.0ポイント減の48.8%。理系学生は内定取得が進んでいるが、文系学生はこれからといった傾向がうかがえた。
インターネットを使った調査で、21年卒業予定の大学生752人が回答した。調査期間は6月1日から2日まで。
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