これまでは手書きしてもらっていた雇用契約書と誓約書も、今回からkintoneアプリで契約を締結できるように電子化した。kintoneの「承認フロー機能」を使えばログが残るので、意思の確認ができ、契約書の調印にも使えるのだという。
入社式を開始してから、最初の10分間は「ウェルカムタイム」を実施した。あらかじめ全社員に対して、都合のつく人は参加するように伝えておいたそうだが、何と総勢で250人が集まった。先輩たちが歓迎して手を振ってくれたりするのは、壮観だったことだろう。
「新入社員にアンケートしたところ、250人が待っていたことで、歓迎されている感じを受けたそうです。例年だと、せいぜい部屋に入れて30〜40人ですが、オンラインだと、むしろ全社的にウェルカム感を伝えられるというのは学びでした。来年コロナが収束していたとしても、こういう仕掛けをするのは面白いなと思いました」(高木氏)
入社式の翌日から、研修がスタート。初日には、これまでやったことのない研修を実施した。「自己紹介ワーク」と「テキストコミュニケーション研修」だ。
話題の「社員PC監視ツール」がテレワークを骨抜きにしてしまう、根本的理由
テレワークを阻む「ハンコ文化」は政府の“太鼓判”で消え去るのか?
いま、総務部門から「DX」を始めるべき理由
GMO「脱はんこ」即断の背景 そのとき、社内で何が起きていたのか
印鑑業務を止めるだけで日本人が休暇を1週間増やせる深い訳Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング