現在、スポーツ用品メーカーなどが独自の技術力を活用した機能性マスクを相次いで発売している。
例えば、スポーツ用品メーカーのミズノは、5月15日に水着素材を使ったマウスカバーの予約受付を開始したが、用意していた2万枚が即日完売した。その後、ラインアップを拡充し、24種類・87万枚を発売するとしている。
ヨネックスも独自の涼感素材「ベリークール」を使用したマスクの予約販売を受け付けている。オンラインショップと自社のショールームで1万枚以上を販売する。この他、青山商事、ワールド、グンゼ、無印良品などが続々と独自のマスクを開発している。
機能性のあるマスクを大量に生産する企業も出てきている。例えば、寝具大手の西川(東京・中央)は「西川だからつくれるこだわりマスク」などを月間40万枚、年内に300万枚生産するとしている。イオンは、夏用マスクをミニストップ、まいばすけっと、イオンリテールなどで500万枚販売する計画を打ち出している。
強力なブランド力を持つユニクロが参入したことで、機能性マスクの競争はさらに激しくなることが予想される。
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