骨伝導技術を活用したデバイスメーカー「BoCo社」は、鼓膜を使わずに音を聴く、骨伝導イヤフォン「PEACE TW-1」を発売する。公式ストアや家電量販店などで、7月30日から販売する。価格は1万9800円(税別)。
「完全ワイヤレスの骨伝導イヤフォンがほしい」という消費者からの声を受け、同社は骨伝導イヤフォンでのバッテリーと制御回路基板の小型化に着手。「数多くの試作を繰り返すことによって実現するにいたった」(BoCo社)
主な特徴は3つ。1つめは「フィット感」。T字型のイヤカフ構造によって「完全ワイヤレスイヤフォン特有の落下のリスクを限りなく減らした」(同社)という。2つめは「音漏れ」。伝導デバイスの装着角度によって、これまで骨伝導イヤフォンでは難しいとされていた音漏れを改善。同社によると、自社製品比較で、音漏れを約50%低減したという。3つめは「低高音域」。世界最小クラスの骨伝導デバイスによって、4Hz〜40KHzの振動帯域はそのままに、低域と高域のパワーを強化。「骨伝導では類を見ないワイドレンジ化に成功した」(同社)。
同商品はクラウドファンディングで資金調達をしていて、2019年11月に1億6478万円の支援額を達成している。本体のサイズは32(幅)×27(高さ)×30(奥行き)ミリ、重さは両耳で約18グラム。連続使用時間は約5時間で、充電時間は約1.5時間。色はホワイトとブラックを用意している。
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