資生堂は7月13日、手指消毒液(指定医薬部外品)を8月上旬から一般発売すると発表した。
同社は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月に手荒れに配慮した消毒液を開発。現在は国内4工場で毎月20万本(約10万リットル)の消毒液を生産し、医療機関などに提供している。今回、その消毒液を一般向けに提供する。
販売するのは「S 手指消毒用エタノール液」と「S 手指消毒用エタノール液(つけかえ用)」(いずれも500ミリリットル)の2種類で、価格は現時点では未定とした。
まず、顧客からの要望が多い東京都内の店舗(化粧品専門店、ドラッグストア、ホームセンター、スーパーマーケット、GMS)で販売を開始する。その後、「市場の環境を鑑みながら販売エリアを拡大していく予定」(資生堂)という。
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