企業案件の獲得支援などを手掛けるBitStar(東京都渋谷区)は、自社開発の分析ツールで集計した「インフルエンサーパワーランキング 2020年上半期 by BitStar」を発表した。その結果、20年上半期に最も再生されたYouTubeチャンネルは「東海オンエア」であることが分かった。また、新規チャンネル登録者数では「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」が首位になった。
チャンネル総再生数ランキング1位の「東海オンエア」は、愛知県岡崎市を拠点に活動する6人組グループ。現在のチャンネル登録者数は540万人を超える。2位は結成10周年を迎える「Fischer’s-フィッシャーズ-」だった。音楽活動やテレビCMといったYouTube以外での露出も増えている。
以下、3位に「ヒカル(Hikaru)」、4位と5位にHIKAKIN(ヒカキン)さんのチャンネル「HikakinTV」「HikakinGames」が続いた。
20年上半期の動画再生数ランキング1位は、Official髭男dismのミュージックビデオ「Official髭男dism - I LOVE…[Official Video]」だった。「I LOVE」は、TBS系ドラマ「恋はつづくよどこまでも」の主題歌として人気を集めた楽曲だ。19年のヒット曲「Pretender」(2億3000万再生)に続き、20年も”ヒゲダン”ブームが続いていることが鮮明となった。
2位はシュレッディングマシン-JAPの「スイカと野菜を細かく切る」。スイカや野菜を細断機に落とす検証動画で、海外から人気を集めた。3位は、放置少女- 公式チャンネルの「放置少女x橋本環奈|テレビCM第1弾 会えない時間が愛を育てる 30秒」だった。
今回の動画再生数ランキングの上位には、企業CMやミュージックビデオが多くランクインした。コロナ禍による巣ごもり需要によって、YouTubeへの広告出稿が増えたためだとみられる。
上半期の新規チャンネル登録者数は、江頭2:50のチャンネル「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」が最多の209万人だった。20年1月31日にチャンネルを公開してから4カ月でチャンネル登録者数が200万人を突破。100万回再生を超える動画を連発している。
ついで2位に「佐藤 健 / Satoh Takeru」、3位に「川口春奈オフィシャル はーちゃんねる」、4位に「手越祐也チャンネル」と、タレントたちが開設したチャンネルが上位に入った。芸能人の本格的なYouTube参入が顕著となった20年上半期だった。
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