女子中高生向けのマーケティング支援などを手掛けるAMF(東京都中央区)が”JCJK調査隊”の選考結果をもとに、「2019年の流行語大賞」および「2020年のトレンド予測」を発表した。
「ヒト部門」1位には、年末の紅白歌合戦初出場も決まった4人組バンドの「Officia 髭男dism」が選ばれた。女子中高生の間では、YouTubeや定額制音楽配信サービスを通して大流行。国内配信チャートでも上位を独占し、今年を代表するアーティストとなった。
「モノ部門」では、2週間で10キロ痩せる「ハンドクラップダンス」が1位を獲得。激しいダンスながら簡単な振り付けと楽曲のノリやすさで、運動会や文化祭で披露されるなど人気を集めた。
「アプリ部門」の1位は、撮影の瞬間からされる加工機能が「盛れる」と話題の「SODA」。5位にはフードデリバリーアプリの「Uber Eats」が選ばれた。家でNetflixなどを観ながら女子会を楽しんだり、公園でデートの際に頼んだりするなど、カップルや友達同士での幅広い使い方が楽しめることで人気を獲得した。
「コドバ部門」1位に選ばれたのは、残念な出来事があったときに使用される「ぴえん」。泣き声の「ぴえーん」を省略化した、より汎用性の高い言葉として、今年多くの女子中高生の会話の中で使用された。2位の「べびたっぴ」は、TikTok内でタピオカにストローを刺すときの掛け声として一躍人気の言葉となった。
AMFは流行の傾向として、「コトバの意味や中身よりも響きやすさキャッチーさが重要視され、ワードも”映え”であることを女子中高生たちが求めている」と分析している。
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