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「休暇+仕事」のワーケーション、希望者は2割止まり――メリハリ付くか懸念リサーチ会社調査(1/2 ページ)

» 2020年09月04日 17時20分 公開
[ITmedia]

 リゾート地での観光など、休暇を楽しみつつ働くという「ワーケーション」。コロナ禍で注目の集まっている一種の働き方だ。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が就業者にアンケートをとったところ、経験者は1割未満、やってみたい人も2割程度となった。やはり、仕事とオフのメリハリが付くかが懸念事項のようだ。

photo 休暇+働くのワーケーション、やってみたい?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

経験者は7%

 調査は同社が全国の20〜69歳の就労者約4300人に8月24日〜25日、ネット上で実施した。

 まず、ワーケーションの経験の有無について聞いたところ、「過去に経験あるが現在は行うことはない」が3%、「現在も行うことがある」が4.4%。経験者は計7.4%止まりとなった。

photo ワーケーションの浸透度(クロス・マーケティング「ワーケーションに関する調査」)

 自分が今後ワーケーションをしてみたいかについても聞いたところ、「行いたい」「やや行いたい」との回答は計23.2%。ワーケーションを希望する人はまだまだ少数派のようだ。

photo ワーケーションの利用意向(クロス・マーケティング「ワーケーションに関する調査」)
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