コラム
» 2020年09月30日 07時00分 公開

Excelと会計ソフトで請求書を自動作成 RPAの基本的な使い方中小企業の経理業務効率化 一歩一歩(1/3 ページ)

働き方改革は経理業務にも求められています。業務手順を見直し、効率化を図るためのヒントを紹介します。

[企業実務]

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 本記事は、2020年9月号に掲載された連載「中小企業の経理業務効率化 一歩一歩」の「RPAを活用しよう」(著者:戸村涼子)を、ITmedia ビジネスオンライン編集部で一部編集し、転載したものです。


 働き方改革は経理業務にも求められています。業務手順を見直し、効率化を図るためのヒントを紹介します。

RPAとは何か

 RPAとは、「Robotic ProcessAutomation」の略で、ルーティンワークなどを自動化させるための仕組みです。大企業を中心に、近年注目を浴びています。特に、経理業務などの間接部門に導入が進み、業務効率化の改善に期待が寄せられています。

 一方、中小企業ではまだまだ導入が進んでいるところは少ないですが、人材が足りない中小企業だからこそRPAを導入する効果は高いと考えます。

photo 写真はイメージです(写真提供:ゲッティイメージズ)

経理部がRPAを活用するメリット

・(1)ルーティン業務を効率化できる

 経理業務は、ルーティン業務が非常に多いことが特徴です。RPAはルーティン業務を自動化させることが得意なので、経理部がRPAを活用することによって大幅な業務効率化が期待できます。

 その結果、経理部が本来の業務である「経営者に価値のある情報を提供する」ことに集中できるメリットがあります。

・(2)業務改善のスピードが上がる

 経理部の業務は属人化されていることが多く、業務フローが可視化されていないケースも多いのではないでしょうか。

 その点、RPAを活用するには業務を全て洗い出す必要があるため、必然的に可視化が進みます。その結果、ボトルネックとなっていたものが明るみに出るため、業務改善のスピードが上がります。

・(3)プログラミング思考が身につく

 RPAを活用するためには、難しいプログラミングを一から理解する必要はありませんが、プログラミング思考は必要となります。プログラミング思考とは、プログラムをするにあたっての基本的な考え方です。例えば、

 ・曖昧な指示はしない

 ・同じ作業を繰り返さない

 ・エラーが出るのは当然

 という考え方です。

 経理部員にとって専門知識に加え、論理的思考を土台としたプログラミング思考を身につけることは、スキルアップをしていくうえで大きな武器となるはずです。

RPAの基本的な手順

 それでは、自動化の具体的な手順を見ていきましょう。なおRPAソフトの例として、ここでは「UiPath」(ユーアイパス)というソフトの画面を紹介します。

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