楽天証券は9月29日、これまで1日50万円までだった株式売買手数料の無料枠を拡大し、100万円にすると発表した。12月からの取引が対象。SBI証券は10月1日から、1日あたり100万円の売買まで無料にすると発表しており(関連記事)、こちらに追随した形だ。
対象となる料金プランは「いちにち定額コース」。SBI証券とは違い、現物取引と信用取引を合算して計算する。前回、楽天やSBIが無料枠を50万円に拡大した際は、松井証券や岡三オンライン証券も同様のプランを用意した。今回、他の証券会社が追随するかが注目される。
SBIホールディングスは、今後3年間で傘下の証券会社の売買手数料をゼロにしていくと発表済み。楽天証券は、売買手数料ゼロ化を想定しつつも、健全なサービス提供を続けるため、様子を見ながら進めるとしている(関連記事)。
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