金融機関のデジタル活用〜デジタル活用のヒントを探る〜
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» 2020年10月05日 18時21分 公開

買収価額は約2360億円:NEC、スイスの大手金融ソフトウェア企業を買収 金融機関のデジタル化事業に本格進出

NECは10月5日、スイスの大手金融ソフトウェア企業アバロックを買収すると発表した。これにより同社は国内外の金融機関のデジタル化に本腰を入れる。

[ITmedia]

 NECは10月5日、スイスの大手金融ソフトウェア企業アバロックを買収すると発表した。これにより同社は国内外の金融機関のデジタル化に本腰を入れる。

 アバロックの株式を100%保有する持ち株会社WP/AV CH Holdings I社の全株式をNECが取得する。買収価額は20.5億スイス・フラン(約2360億円)。各国での手続き後、2021年4月までの買収完了を予定している。

photo NEC新野隆社長=5日の記者会見より

 アバロックは金融機関向けのSaaSを提供しており、世界30カ国で150社超の顧客を抱えている。FinTechのスタートアップ企業とも連携し、AIやブロックチェーン技術の活用を推進しているという。

 アバロックの技術と、NECの生体認証やAI、ブロックチェーンの技術を組み合わせて、主に金融資産管理の分野で新たなソリューションを創出するという。販売には、19年2月に買収したデンマークのIT企業KMDを含むNECグループの販路を活用する。

 同社は「SaaS型のビジネスモデルをコア事業としてグローバル展開する」ことで、金融機関をはじめとするデジタル化支援事業の成長と収益性向上を目指す。

photo アバロック買収の意義=5日の記者会見資料より

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