リモートワークをしているビジネスマンの77.3%が不安を感じている――人材管理システムを提供するカオナビが実施した調査でそんな結果が判明した。
「自分の仕事の質や生産性に不安を感じている」が最も多く、27.0%。以下「部署、チーム、組織としての成果や提供価値」(23.7%)、「自分がさぼっているとまわりに思われているのではないか」(22.3%)と続いた。
何を不安と感じるかは、立場によって変わる。部下が不安に感じることのトップは「自分がさぼっているとまわりに思われているのではないか」で、25.5%。次いで「自分の仕事の質や生産性」(24.2%)、「重要な情報を知ることができていない」(22.9%)という結果だった。
カオナビは、上司は周囲がさぼっていること、部下はさぼっていると思われていることを不安に感じているといった例から、「ギャップのある項目や部下側の不安を見てみると、上司と部下の不安は表裏一体である」と分析している。
リモートワーク中の労働時間は、従来と変化がない人が52.0%で最多。減少した人が27.0%で、増えた人が20.0%だった。
調査期間は8月21日〜24日。調査は従業員数10人以上の組織に勤めている20代〜60代のビジネスマンを対象にオンラインで実施。そのうち勤務時間の半分以上がリモートワークである300人の回答を対象に集計した。上司の立場の人は143人、部下は157人だった。
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