メディア

SBI証券が不動産仲介業務開始　富裕層向けサービス強化

» 2020年10月19日 15時25分公開

[ITmedia]

　SBI証券は10月19日に不動産仲介業務を開始したと発表した。富裕層向けサービス強化が狙い。

2020年10月10日に宅地建物取引業免許を取得した

　同社は、一般消費者向けのネット取引サービスのほか、IPOやPOを始めとするホールセールビジネスも強化してきた。不動産仲介業務の開始により、ホールセールビジネスにおける主幹事先や取引先の経営者を中心とした富裕層向けのサービスを強化する。

　不動産と金融の両面からオーダーメイドのコンサルティングを提供するとしている。

SBI証券が手数料無料化加速　1日100万円まで無料に
SBI証券は9月23日、10月1日から株式売買手数料を、1日あたり100万円まで無料にすると発表した。これまでは50万円となっており、楽天証券、松井証券などと同額だった。100万円は、現物株式、制度信用取引、一般信用取引のそれぞれで計算するため、総額で300万円まで無料で売買できることになる。
SBI証券に不正アクセス　顧客口座から9800万円あまり流出
SBI証券は9月16日、不正アクセスにより顧客口座から9864万円が流出したと発表した。被害にあったのは6口座。出金先のゆうちょ銀行および三菱UFJ銀行と、連携して対応を進めている。
SBI証券の口座数が500万突破　野村に迫る
SBI証券は2月26日、証券総合口座数が500万を突破したと発表した。ネット証券の中で最多であり、531万口座の最大手野村證券に迫る。
ZホールディングスとSBIが金融分野で連携　相互利用促進やサービスの利便性向上狙う
SBIがSTOビジネス開始　第三者割当増資、デジタル社債など実施
SBIホールディングスは、セキュリティートークンオファリング（STO）を事業化する。10月に子会社の第三者割当増資をSTOを用いて行うほか、他社のデジタル社債を引き受けて投資家に販売する。また、不動産や美術品、ゲーム、映画の版権などに投資するファンド型STOも検討する。