副業・兼業を導入した理由は、「社員の収入を補填するため」が43.4%で最多。「社員のモチベーションを上げるため」(37.5%)、「社員にスキルアップしてもらうため」(33.8%)、「優秀な人材を確保するため」(28.0%)、「新たな知見や人脈を獲得するため」(26.1%)という理由も多かった。
また、副業・兼業を認めている企業は、中途採用の内定者に対して「質・量ともに満足」とする回答の割合が、認めていない企業よりも4.7ポイント高い結果となった。マイナビは「求職者の6割以上が『副業可能』の求人に対して応募意欲が上がるという結果も出ており、副業可能な企業には優秀な人材が集まりやすく、結果的に企業の採用満足度も高まると考えられる」と分析している。
調査は8月7日〜11日にインターネットで実施。2020年1〜7月に中途採用業務を担当して募集活動をし、採用費用の管理・運用に携わっている人事担当者1910人が回答した。
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