ランドセルメーカーのセイバンは11月1日、大人向けバッグの新ブランド「MONOLITH(モノリス)」を発売した。価格は送料込みで1万2000〜4万4000円(税別)。少子化の影響でランドセルの販売数が減少する中、新たな事業の柱としたい考え。
バックパック、2WAYバッグ、トートバッグ、ショルダーバッグの4タイプ、サイズや色違いを含めると合計31種を展開する。PCや周辺機器を持ち運べる収納を備えたほか、摩擦や引き裂きに強い生地を使用。スタイルを選ばないベーシックなデザインを採用した。幅広いシーンとニーズに応えられるよう、ポケットの数や位置、生地を使い分け、STANDARD、OFFICE、PROの3ラインを取りそろえた。
モノリスの公式Webサイトや各セレクトショップで販売する。今後は順次取り扱い店舗を増やし、将来的には直営旗艦店の出店も視野に入れているという。
厚生労働省の「人口動態調査」によると、国内の入学児童は1970年代以降減少を続け、ランドセルの販売数は年々少なくなっている。出生数の年次推移で見ると、2026年の小学校入学児童数は20年と比べて1割ほど減少するとみられている。ランドセル市場が減少する中、セイバンは事業の多角化や海外展開を進め、新しい市場を開拓したい考え。
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