コロナ禍で在宅する機会が増え、ドラマや動画などコンテンツ観賞の時間が長くなった人も少なくないのでは。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京・新宿)が消費者調査したところ、コロナ禍で新たに「推し」ができた人は2割強となった。
調査は同社が11月3日〜4日、全国の20歳〜69歳の男女1100人にネット上で実施した。また「推し」というと、ネット用語などではアイドルやアニメなど「イチオシのキャラ」を指す場合も多いが、本調査では「推しているコンテンツ」も含めて聞いている。
まず「新型コロナ拡大後に『推し』始めたものはあるか」について聞いたところ、24.5%の人が「『推し』始めたものがある」と答えた。具体的な「推し始めたもの」について聞いた(複数回答可)ところ、「ユーチューバー」が77人でトップ。次いで少年漫画・アニメ、アイドルという順位になった。
具体的な「推し」の対象についても答えてもらったところ(自由回答、個別キャラ・グループだけでなくコンテンツ名含む)、断トツトップは42票で『鬼滅の刃』となった。クロス・マーケティングによるとこのうち半数が40代。劇場版アニメが記録的なヒットを飛ばしている『鬼滅』の、特に幅広い世代からの支持が浮き彫りになった。
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