11月10日の日経平均株価は大幅に上昇して始まった。前日比247円高の2万5087円で取り引きが始まり、29年ぶりの高値を一時、更新した。米製薬大手ファイザーが、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験結果を発表し、「90%を超える予防効果がある」としたことを好感した。
株高は全世界的な傾向。9日の米国ダウ平均株価は急騰し、上げ幅は一時1600ドルを上回った。一方で、ロックダウン解除の可能性を受けて、これまでの株価上昇を牽引していた米ハイテク株は下落。ズームは10%近く下落し、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフトなども大きく値を下げた。
併せて、為替も円安が進んだ。ワクチン報道で急騰し、一時105円台半ばへ上昇。9時20分現在は105円20銭前後で推移している。
日経平均、29年ぶりの高値2万4325円で終える
市場関係者も想定外 株価上昇はどこまで続く?
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