イオンリテールは11月20日から、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」約400店舗で「ブラックフライデーセール」を行う。
今年の特徴は、店頭の混雑を避けるために実施期間を例年の約2倍となる10日間としたことだ。
新たな取り組みとして、プレセールとなる「ECセール」を実施したり、店頭での予約販売会で扱う商品の品目数を増やしたりしている。
ECセールには、EC限定で予約できる「オンラインショップ限定 ご予約販売会」と、「イオンスタイルオンライン 限定セール」の2種類がある。実施・予約期間はいずれも11月6日〜14日。
前者の予約販売会では、コンビのベビーカーとチャイルドシートのセットや、ティファールの鍋と小物セットなどを用意した。後者の限定セールでは、ソファセットなどを販売している。同社の広報担当者によると、これらの施策は店頭における密回避が狙いだという。販売・予約状況は「好調に推移している」(担当者)。
店頭での予約販売会は、1年前から品目数を増やし、展開を強化している。扱うのは「テレワーク快適5点セット」や電気圧力鍋などで、ほとんどの商品は本セールとは被っていない。予約販売を強化するのは店頭での“密”回避のためだが、こちらも売れ行きは好調だという。
このように、好調に推移している予約販売会やECセールだが、広報担当者は「事前に吟味して買いたいと考えているお客さまが増えていることも一因ではないか」と分析する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング