皿を投入した後は、席のタッチパネルで「投入完了」と「お会計」のボタンを押す必要がある。この部分だけは機械に触る必要があるが、今後はこの操作も非接触で行えるよう開発を進めているという。
食後は、入店時に発券された案内表を持ってセルフレジに移動。発券表に記載されたバーコードを読み込ませて会計方法を選び、退店となる。こちらも非接触パネルとなっていて、直接触れる必要はない。
これらのシステムは、池袋サンシャイン60通り店などで先行導入している。利用者の反応や、タッチレスパネルの感度の調整を行い、新店舗の東村山店では標準装備として導入した。
広報担当者によると、システム導入は新型コロナウイルス感染防止対策という背景もあるが、本当の理由はそれだけではないという。待ち時間を削減して回転率を上げることや、会計時の皿のカウントやレジ対応など、従業員の作業を減らすことでサービスの向上が期待されるとして、数年前から開発を進めていたという。
システム導入により人件費を削減することも可能だが、従業員を減らすことは予定していない。広報担当者は「あくまで接客に回す時間を増やすために導入した」と話す。くら寿司は今後、全てこの業態での出店を進める方針だ。既存店も改修作業を行い、全店でこのシステムを導入することにしている。
くら寿司が「鬼滅の刃」をモチーフにした商品発売 タイアップ企画6月に続き2回目
中華料理屋の大阪王将で「オムライス」が売れている 販売目標の150%超
富士そば、筋トレ好き層に向けた「筋肉もりもりそば」発売 その理由は?
日清食品が新たな宇宙食を開発 「U.F.O.」や「チキンラーメン」を野口聡一氏の携行品として提供
作業服を扱わないワークマン 「#ワークマン女子」が目指すものとはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング