超巨大な「無印良品 東京有明」が12月3日オープン 独自の商品やサービス、密対策が明らかに住環境を強化(2/3 ページ)

» 2020年11月30日 16時34分 公開
[ITmedia]

住空間を強化する取り組み

 東京有明店は、「住空間の強化」をコンセプトの1つに掲げている。同店の店長は「単品を売るだけでは限界。暮らし方や働き方を快適にするような商売をしていくのが必要だ」と解説した。

DIYのワークショップなどを実施する

 住環境を向上させる独自の取り組みとしては、DIY初心者向けのサポートサービスを展開する。具体的には、セミナーや壁の塗装体験などができるワークショップを通じて、さまざまな知識を伝える。

 「部分リフォーム」も同店限定のサービスだ。これは、キッチン、リビング、ダイニング、寝室、書斎など部屋単位のリフォームを提案するものだ。簡単な工事の相談にも対応する。店内には、モデルルームも用意した。

お片付けサポートなどのサービスを提供する「くらしなんでも相談所」の窓口

 地域密着を方針の1つに掲げている同店では、「お片付けサポート」も提供する。これは、無印良品の従業員が、顧客の自宅を訪問し、部屋の収納改善をサポートするサービス。例えば、1日目に収納専門スタッフが自宅を訪問し、採寸や収納プランの提案などを行う。2日目には、実際に商品を納品し、家具の組み立てなどを行うといった具合だ。商品の代金と組み立て費用だけ支払えば済む。

地域の住環境を意識した植物をそろえた

 同店だけにしかない商品もそろえている。例えば、観葉植物のコーナーでは、他店にはないような植物を用意している。周辺にタワーマンションがあることから、天井の高い部屋でも楽しめる観葉植物などを販売する。その他、家具やインテリアアイテムなど、この店だけの商品もあるという。

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