JR東日本は11月26日、新しい生活様式に則したサービスを提供するロボットの実証実験を高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)で行うと発表した。テーマは「非接触」や「非対面」など。
2020年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅では、最新のサービス導入やロボットを使った実証実験を進めているが、JR東日本では今回新たに「非接触・非対面」をテーマにしたロボットの実証実験を開始した。12月5日、6日には、検温ロボットや自律移動型の軽食・飲料配送ロボット、サイネージロボットなどのデモンストレーションを実施し、利用客や報道陣に公開した。
例えば、自律走行型の屋内配送ロボット「RICE」(ライス)は内部に荷物を入れ、設定した目的地まで荷物を運ぶロボット。受け取る人はタッチパネルを操作して解錠し、中の荷物を受け取る仕組みだ。内部は2段構造になっていて、最大10キロの荷物を入れることができる。
RICEなどの配送ロボットは、軽食や飲み物を非接触でお客に届けることを想定し、ロボットとエレベーターの自動連携などを検証する。将来的に、オフィスや商業施設の異なるフロア間での運用を目指すという。
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