博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区)は12月17日、「アスリートイメージ評価調査」2020年総括特別編を発表した。
同調査は、CMキャスティングの際に使用する基礎データとして活用することを目的としており、アスリートの認知や好意度といった29項目で評価した。
「今年活躍した男性アスリート」の1位は羽生結弦(フィギュアスケート、敬称略、以下同)で、大谷翔平(野球)、錦織圭(テニス)と続いた。「今年活躍した女性アスリート」の1位は大坂なおみ(テニス)で、渋野日向子(ゴルフ)、池江璃花子(水泳)と続いた。
「来年活躍が期待できる男性アスリート」の1位は羽生結弦で、大谷翔平、久保建英(サッカー)と続いた。「来年活躍が期待できる女性アスリート」の1位は大坂なおみで、伊藤美誠(卓球)、池江璃花子と続いた。
このように、「活躍」という指標では羽生結弦と大坂なおみが圧倒的な強さを見せつける結果となった。
男女をあわせた「アスリートイメージ総合ランキング」においては、1位が羽生結弦で、2位は大谷翔平、3位は大坂なおみという結果に。
2020年はコロナ禍の影響でスポーツや競技の開催にはさまざまな制限があったことから、博報堂DYメディアパートナーズは「新たなアスリートへの注目が集まりにくい環境だった。今回の調査では、長く安定した活躍を見せているアスリートが上位に名を連ねる結果となった」と分析している。
なお、同社は今回と同様の調査を3月に実施している。男女を合わせた「アスリートイメージ総合ランキング」の1位は羽生結弦、2位は大谷翔平、3位は八村塁(バスケットボール)という結果だった。羽生選手は2月の「ISU四大陸フィギュアスケート選手権大会2020」で優勝したことにより男子で初めてジュニアとシニアの主要国際大会を制覇して注目を浴びていた。
今回の調査は、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)と京阪神圏(京都、大阪、兵庫、奈良)に住む15〜69歳の男女を対象としており、11月25日〜12月1日にインターネット上で実施した。有効回答数は600。
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