ニトリホールディングス(HD)の似鳥昭雄会長らは12月26日午後、東京都内で会見を開き珪藻土商品に法令の基準を超えるアスベストが含まれていた問題について陳謝。同社は、基準を超えるアスベストが検出された商品と、同じ工場で製造したコースターとバスマット合わせて23製品・355万個超を回収するとしている。
同社は25日、全ての対象商品の検査を終了したと発表。検査対象の商品177製品のうち、コースター14製品とバスマット4製品で法令の基準を超えるアスベストが検出されたという。
全国のニトリとデコホーム全店に珪藻土回収相談カウンターを設置。店頭で商品を確認の上、交換または返金するとしている。店舗への持ち込みが難しい場合の回収方法は21年1月中旬に案内するという。また年末年始の営業について、一部店舗を除き12月31日と21年1月1日を休業としているが、店内の相談カウンターでの返品交換には応じると発表した。
ニトリHDは調査の結果、コースター(34製品)、バスマット(29製品)、バス・洗面小物、食料品保存容器、卓上調味料入れ、キッチン収納、キッチンツール、水廻り小物、水切り、玄関小物、カサタテ、結露吸湿小物、押入れ乾燥剤、枕、マットレストッパー、布団除湿シートについては、アスベストが検出されなかったとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング