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「雑談が足りない」7割 テレワークで働く会社員ちょっとした不安

» 2021年01月03日 08時00分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、テレワークを導入した企業が増えたわけだが、同僚との会話が減った人はどのくらいいるのだろうか。現在、テレワークをしているビジネスパーソンに聞いたところ、「出社時と比べて『会話』や『雑談』をする時間が減った」と答えたのは70.9%に達していることが、イーヤス(名古屋市)の調査で分かった。

テレワークで同僚との会話が減った人は多い(出典:イーヤス)

 「減った」と答えた人に、会話や雑談が減ったことによって生じた影響を尋ねたところ、「ちょっとした不安」(39.7%)を挙げた人が最も多かった。次いで「孤立感が増えた」(37.2%)、「寂しさが増えた」(25.6%)、「気分の落ち込み」(23.1%)と続いた。

会話が減ったことによる影響(出典:イーヤス)

 このほか、会話や雑談が減ったことによって「コミュニケーション不足が生じた」(40歳)、「大きな声を出す機会が減ったので、たまに声を出しづらい」(43歳)、「人間関係の薄れ」(30歳)といった意見があった。

 テレワークで体を動かす時間は減りましたかという質問に対し、「減った(かなりを含む)」と答えたのは70.9%。体を動かす時間が減ったことによって生じた影響を尋ねたところ、「肩こり、首のこり」(55.1%)がトップ。以下、「肥満」(48.7%)、「眠気が多い」(30.8%)と続いた。

テレワークで体を動かす時間が減った人は7割(出典:イーヤス)

 インターネットを使った調査で、東京在住でテレワーク勤務をしているビジネスパーソン110人が回答した。調査期間は12月15日から17日まで。

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