新型コロナウイルスによる感染拡大を食い止めるための切り札として、米国企業で製造されたワクチンの接種が2月下旬にも日本で始まる見通しです。接種をめぐっては一部で副反応を心配する声もあります。
新型コロナウイルスによる感染拡大を食い止めるための切り札として、米国企業が製造したワクチンの接種が2月下旬にも日本で始まる(写真提供:ゲッティイメージズ)
今後の見通しについてワクチン学が専門の東京大学医科学研究所の石井健教授にインタビューしました。前後編でお届けします。
いしい・けん 1993年横浜市立大学医学部卒業、96年から2003年まで米連邦政府保健省食品薬品局(FDA)勤務、03年から06年まで科学技術振興機構・審良自然免疫プロジェクト・グループリーダー、06年から10年まで大阪大学微生物病研究所准教授、10年から19年まで医薬基盤研究所アジュバント開発プロジェクトリーダーと大阪大学免疫学フロンティア研究センター・ワクチン学特任教授を兼任、19年から東京大学医科学研究所ワクチン科学分野教授。福岡県出身。52歳。
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