ワークマンは1月26日「東京ガールズコレクション2021 SPRING/SUMMER」(TGC)にパートナーとして初参加すると発表した。YouTuberやブロガーなどの「アンバサダー」と共同開発した商品を展開している同社。若い女性から支持を得ているTGCに参加し、トレンドに敏感な若年層への訴求を図る。
東京ガールズコレクションは、2005年から年2回開催されているファッションイベント。約100人のモデルが出演し、ファッションショーや音楽ライブなどが行われるが、今回は2月28日にオンラインで開催することが決定している。
ワークマンは18年9月に「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」を出店。製品の機能性や価格などがSNSなどで紹介され、ワークマンプラスの来店客は5割以上を女性客が占めているという。また、20年10月には商業施設「コレットマーレ」(横浜市)に「#ワークマン女子」を出店。「インスタ映え」する店舗づくりを進め、開店初日には3時間待ちの行列ができるほど話題を集めた。
しかしワークマンの広報担当者は「若年層への訴求には課題があった」と話す。ワークマンの製品を使用する女性は40、50代が中心で、20代女性は全体の1割以下だという。そこで、インスタ世代の女性やトレンドに敏感な若年層への訴求を目指し、TGCへの参加を決めた。
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