マネックス証券とアプラスは、利用時に1%分のマネックスポイントが貯まるマネックスカードを2021年春に提供すると発表した。カードで投資信託の積み立てが行えるサービスも予定している。マネックスは、アプラスを傘下に持つ新生銀行との包括的業務提携を発表しており、両グループの関係性が深まっている。
入会はマネックス証券の口座を持っていることが条件。年会費は初年度無料で、次年度以降550円(税込)だが、年1回以上の利用で翌年無料となる。マネックスポイントは、保有者が1ポイント1円で、株式売買手数料への充当や、仮想通貨、他のポイントと交換が行えるポイントだ。
クレジットカードから投資信託の積み立てができるサービスは、楽天証券、SBI証券、tsumiki証券、クレディセゾンなどが提供を始めている。対応するクレジットカードで積み立てを行うことで、積み立て額に応じたポイント還元があることから人気を博している。金融庁は、クレジットカードなど与信に基づいて有価証券を購入する場合、「月額10万円まで」「積み立て」を必須条件としており、約定日が同月に重なる可能性があることから、各社は積み立ての上限額を月額5万円に設定していることがほとんどだ。
新生銀行とマネックスが包括的業務提携 証券口座をマネックスに移管
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