日本マクドナルドホールディングスが2月9日に発表した2020年12月期(20年1〜12月)通期連結決算は、売上高が2883億円(前期比2.3%増)、営業利益が過去最高の312億円(同11.7%増)と増収増益だった。
純利益は201億円(同19.6%増)。新型コロナウイルスの拡大に伴い、店内飲食は前年比で減少したが、テークアウト、ドライブスルー、デリバリーの売り上げが増えた。
同社は、自社のマックデリバリーサービス(MDS)に加え、Uber Eats、出前館との提携による3本柱で、デリバリーサービスを展開。20年12月末時点で、対応店舗数はMDSが730店舗、Uber Eatsが1303店舗、出前館が887店舗。デリバリー実施店舗数の合計は、全店舗の半数以上に相当する1518店舗となり、前年同期比で倍増した。
2021年12月期の連結業績予想は、売上高が2995億円(前期比3.9%増)、営業利益が320億円(同2.3%増)、純利益が204億円(同1.1%増)と、20年12月期を上回る業績を予想している。
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