収入高の規模別にみると「1億円未満」(1082社、構成比59.0%)が最多。次いで「1億〜10億円未満」が684社(同37.3%)となった。「1億円未満」が全体の約6割となるなど、個人事業主を含めた小規模業者が大半を占める。
一方、収入高規模が50億円以上の企業は5社(同0.3%)にとどまり、「10億〜50億円未満」は62社(同3.4%)となるなど、収入高10億円以上の企業は構成比で3.7%にとどまった。
収入高の増減について収入高規模別にみると、50億円以上(5社)の企業には減収がなく、2社(構成比40.0%)が増収。「10億〜50億円未満」(62社)も19社(同30.6%)が増収となるなど総じて堅調な業績を示した。
一方、「1億円未満」の小規模業者(1082社)は、増収企業が73社(構成比6.7%)と1割に満たず、「横ばい」が825社(同76.2%)と伸び悩んでいる業者が多くみられる。大手と小規模業者の二極化が鮮明となっており、19年度の収入高合計の増加は、大手・準大手業者の堅調な業績が業界全体をけん引している。
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