ホンダは2月18日、小型SUVの新型「ヴェゼル」を初公開した。初のフルモデルチェンジとなった新型モデルは、デザインを大幅に刷新。コンパクトなサイズを維持しながらも、力強さと一体感がある外観に仕上げたという。2021年4月に発売する。
ヴェゼルの初代モデルは13年12月に発売。年間のSUV新車販売台数において、14年、15年、16年、19年に1位を獲得した主力SUVだ。国内では累計約45万台を販売している。
新型モデルでは、エクステリア、インテリアともにデザインを全面刷新。先代モデルの「センタータンクレイアウト」を踏襲してコンパクトサイズを維持しながらも、より力強いデザインへと変えた。
フロントデザインには、ボディーとの同色グリルを採用し、一体感と美しさを強調している。新設定グレードの「PLaY」では、3色のワンポイントが入ったトリコロールカラーのグリル加飾を取り入れたほか、2トーンのエクステリアカラーを採用している。
全体のデザインは、全席で広い視界を確保するために、「スリーク&ロングキャビン」を採用。前後に芯を一気通貫させたような、水平基調のデザインとなっている。
インテリアは、乗員の視線移動の軽減や、動線に沿った操作機器の配置によって、「美しい所作」を意識したという。また、“外からの光と風”を感じられるようにする仕掛けとして、光を室内に取り入れるパノラマルーフや、心地よい風を吹かせるエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」も新たに搭載している。
また、手を使わずに開けられるハンズフリーアクセスパワーテールゲート、触れるだけで操作できる静電タッチ式LEDルームランプなども新たな装備として搭載した。
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