クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

ホンダ、新型「ヴェゼル」初公開 “同色グリル”で一体感を強調主力SUV、初の全面刷新(2/2 ページ)

» 2021年02月18日 14時11分 公開
[ITmedia]
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ハイブリッドモデルには3つの走行モード

 パワートレーンは、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルを用意。ハイブリッドモデルは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載しており、「NORMAL」「SPORT」「ECON」の3つの走行モードが選択可能。また、アクセルオフ時の減速度合いを選択することもできる。4WDモデルでは、悪天候や雪上での走行でも安定性を高める「リアルタイムAWD」を搭載している。

ホンダの新型「ヴェゼル」

 安全性能も向上させている。フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用した、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載。アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、渋滞追従機能付きへと進化させた。また、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビームなどの機能を追加している。

 コネクテッドサービスでは、ホンダとして初めて「自動地図更新サービス」を搭載。また、スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」、車内向けアプリを提供する「Hondaアプリセンター」、インターネットに接続できる「車内Wi-Fi」などの機能も搭載している。

新型ヴェゼルのインテリア

 オンラインで実施したワールドプレミアで、開発責任者の岡部宏二郎氏は「サイズやスタイリング、そして、全員が快適に過ごせる空間が新型ヴェゼルのストロングポイントだ」と語った。価格などの詳細は今後発表していくという。

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