Uber Eats Japanは3月4日、フードデリバリーサービス「Uber Eats」の配達員向けに、グリーンの配達用バッグを発売すると発表した。配達員による交通トラブルが問題視される中、新バッグによって道路上での視認性を高め、安全な配送を促すという。
Uber Eatsのブランドカラーであるグリーンを採用した。機能面では、現行のブラックのバッグと違いはない。同社は「フードデリバリー業界を牽引(けんいん)するリーダーとして、配達パートナーが安全かつ安心して配達できるための環境づくりに引き続き取り組む」としている。
新型コロナウイルスの影響で中食需要が拡大し、フードデリバリー業界が伸長する一方、業界整備が行き届かず、交通トラブルなどの課題が顕在化している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの資料によると、フードデリバリー利用時の懸念点として、消費者の8.3%が「交通マナーの悪さ」を挙げている(クロス・マーケティング調べ)。
こうした中、Uber Eats Japan、出前館など12社は3日、日本フードデリバリーサービス協会を設立。各事業者が取り組んできた施策に基づき、交通ルールの順守を啓発するコンテンツを整備する──など、対応を進めている。
フードデリバリーはどう変わる? 米国から先読みする“付加価値”の行方
「売れなかった」ハムサンド、カメラ50台で真相解明 高輪GW駅「無人決済コンビニ」の実力
Uber Eatsを超える? フィンランド発フードデリバリー「Wolt」が躍進
1000円に手を出す「ダイソー」と100円にこだわる「セリア」 コロナ禍でも好調な業界に変化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング