新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークを導入した企業は多いが、自宅のどの場所で仕事をしている人が多いのだろうか。テレワーク用のスペースを利用したことがある20〜50代の男女に聞いたところ「リビング」(67%)と答えた人が最も多く、次いで「自部屋」(63%)、「お風呂」(14%)であることが、第一興商(東京都品川区)の調査で分かった。
年代別にみると、20代の上位は「リビング」(66%)と「自部屋」(62%)。3位に「お風呂」(24%)がランクインしていて、4人に1人が「お風呂で仕事」をしていることが明らかに。また、「トイレ」と答えたのは16%。「自宅のさまざまな場所で、より快適な環境を求め模索していることがうかがえた」(第一興商)
テレワーク用のスペースを利用した理由を尋ねたところ、「メリハリをつけるため」(36%)と答えた人が最も多く、次いで「(自宅など)通信環境が整っていない」(30%)。また、テレワークスペースを利用して良いと思った点として「メリハリができる」「集中できる」(いずれも42%)、「通信環境」(32%)がランクインしていることから、「テレワーク用のスペースを利用することで目的が達成されていることが分かった」(同)
インターネットを使った調査で、テレワークを行ったことがある男女300人が回答した。調査時期は2月。
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