大創産業は3月26日、中心価格帯が300円(税別)の新業態「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイ ダイソー)」を東京・渋谷にオープンする。これまでの100円ショップや、若い女性向けの300円ショップとは違う位置付けだ。どのような狙いがあるのか。3月23日にプレオープンした店舗を訪ねた。
Standard Productsのコンセプトは「ちょっといいのが、ずっといい。」だ。収納ボックス、食器、服飾雑貨などを販売している。年齢・性別を問わず、生活に取り入れやすいベーシックなデザインに特化しているのが特徴。価格帯は100円、300円、500円、700円、1000円などと幅広いが、300円の商品が全体の7割程度を占めるという。
オーガニックコットンを使った「フェイスタオル・ハンドタオル」(2枚組で300円)や、新潟県燕市製のナイフやフォーク(2本組で300円)などが目玉商品だ。
売り場面積は約261平方メートルで、オリジナルアイテム約1300品をそろえる。ほぼ全ての商品をこの店舗のために自社開発しており、今後は年間500アイテムを開発・投入していくとしている。
大創産業の主力は100円ショップ「ダイソー」(国内で約3600店舗)だが、若い女性向けの300円ショップ「THREEPPY」(同112店舗)や「CouCou」(同33店舗)なども展開している。広報担当者によると、Standard Productsは、100円ショップ、女性向け300円ショップに次ぐ第3の柱として位置付けられる。
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