リモートワークを行っている人は、社長や上司、同僚との間に感じる心理的距離(気持ちの上での距離)をどのように受け止めているのだろうか。平均して週2日以上リモートワークをしている人に、社長との「気持ちの上での距離」を尋ねたところ、「違う都道府県にいる(500キロメートルくらい)」(23.9%)と答えた人が最も多いことが、JTBコミュニケーションデザイン(東京都品川区)の調査で分かった。
次いで「別の部署、別のフロアにいる(30メートルくらい)」は21.0%、「違う星にいる(4億キロメートルくらい)」は14.4%、「海を隔てている、違う国にいる(1万キロメートルくらい)」は10.8%。「1万キロ以上」の回答をまとめると、25.2%と4人に1人の割合となった。
「違う星にいる」と答えたのは、リモートワーク日数が多いほど多く、「ほぼ毎日リモートワーク」は18.3%。「リモートワークの増加は、社長との心理的距離を遠ざける要因になることが推測される」(JTBコミュニケーションデザイン)
次に、直属の上司との「気持ちの上での距離」を聞いたところ「姿は見えているが、少し離れている(5メートルくらい)」(34.0%)が最も多く、次いで「すぐそばにいる(1メートルくらい)」(24.0%)。「5メートル以内」でまとめると、62.5%になり、“社長に比べて、近い”と感じている人が多いようだ。
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