社長との心理的距離は「1万キロ以上」25.2％、上司は？：遠い存在（2/2 ページ）

[ITmedia]

最も親しい同僚との「気持ちの上での距離」

　最も親しい同僚との「気持ちの上での距離」は、「すぐそばにいる（1メートルくらい）」（36.0％）が最も多く、次いで「姿は見えているが、少し離れている（5メートルくらい）」（30.6％）。「5メートル以内」でまとめると、76.7％になり、“社長や上司に比べて、大変近い”と感じているようだ。

最も親しい同僚との「気持ちの上での距離」（出典：JTBコミュニケーションデザイン）

　「気持ちの上での距離」別に、仕事に対するモチベーションの高さを見ると、社長、上司、同僚ともに「気持ちの上での距離」が近いと感じる人ほど、仕事に対するモチベーションが高い。この結果について、JTBコミュニケーションデザインは「社長、上司、同僚という仕事上の重要な人物と一定の親密さが保てることは、安定的な関係の実感や心理的安全性につながり、内発的なモチベーションを支えている可能性がある」とした。

　インターネットを使った調査で、従業員500人以上の会社で働いている20〜60代の男女1030人が回答した。調査期間は1月29日から30日まで。