新型コロナウイルスの感染拡大は就職活動にも大きな変化をもたらした。人材を採用する企業側はどのように対応していくのだろうか。2022年度に新卒採用を実施する企業186社を対象に調査したところ、45.2%が最終面接を「対面でのみ実施」することが、採用コンサルティング事業を手掛けるプレシャスパートナーズ(東京都新宿区)の調査で分かった。
22年度の新卒採用選考時においてのオンライン対応状況では、82.8%が「対応をしている」と回答。「対応予定」とあわせると約9割がオンラインに対応している結果になった。
また、説明会から最終面接まで全ての選考をオンラインで実施するかという質問には、58.1%が「全てをオンラインでは行わない」と回答し、「オンラインで全て行う」を上回る結果となった。
最終面接の実施方法の調査では46.2%が「対面・オンラインを選択制にして実施する」と回答。「オンラインでの実施のみ」は8.6%と1割にも及ばす、オンラインの活用が進んでも最終面接では対面を希望している企業が多いことが分かる。
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