個別企業の株式に連動したポイントの運用が行えるサービス「StockPoint」のユーザー数が5月5日に30万人を突破した。コロナ禍において、ステイホームを求められたことから登録が加速。ゴールデンウィーク中は登録ユーザー数の伸びが2倍に達したという。
STOCK POINT(東京都港区)が運営するStockPointは、ポイントを運用するサービス。232種類におよぶ株式などから連動先を選び、価格の上下に応じてポイントも増減する。
ユーザーの80%が20代から40代の若年層、また30%は投資未経験者であり、ポイント運用が投資の入り口になっていることがうかがえる。2020年7月からは大和証券グループのスマホ証券CONNECTと連携し、「StockPoint for CONNECT」を提供。こちらではPontaポイントを使った運用も可能になっており、合計して30万人というサービスの伸びに寄与した。
ポイント運用サービスは、楽天やドコモ、PayPayなどの大手も提供しており、ユーザー数はそれぞれ100万人超まで拡大している。オンライン証券トップのSBI証券の口座数が600万であり、投資初心者の入り口としてポイント運用サービスは大きな役割を果たし始めている。
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