副業をしている会社員・公務員のうち、月に5万円以上の副業収入がある人は約19%──ITツール比較サイト「STRATE」を運営するSheepDog(東京都品川区)が行った副業に関する調査で、このような結果が判明した。
副業で月にどれくらい収入を得ているかについて、最多の回答は「1万円未満」で63.0%、次いで「1万円〜5万円未満」が17.0%だった。5万円以上と回答した人はあわせて18.9%にのぼった。
どんな副業をしているのかについて、最多を占めたのは「アンケート・モニター等」の55.0%。次いで多かった「アルバイト等」11.0%、「株などの資産運用」8.7%などを大きく引き離す結果となった。SheepDogによると、ポイントを貯めたり運用したりすることで利益につなげる「ポイ活」の人気が背景にあるという。
アンケート全体の傾向としては、資産運用や執筆デザイン作業、せどりなど、自宅でPCを使って行える副業が人気だが、中には配信アプリ(ライブ配信)や着物着付け、ストックフォト、農業といった回答も見受けられた。
副業で20万円以上稼いでいる人の中で最も多かった職業は公務員で14.29%。副業が原則禁止の公務員が、正社員(3.45%)や契約・派遣社員(2.63%)の割合を10ポイント以上上回る結果になった。
また、副業で1万円以上稼いでいる人を年代別に見ると、20代が10.29%と最も多く、次いで30代で8.46%、40代で5.65%、50代で4.65%という結果に。5〜10万円稼いでいる人の割合を年代別に見ても20代が23.53%と最も高く、若い世代の方が、副業に注力している様子が伺える。
調査は、同社が4月23日、全国の正社員、契約・派遣社員、公務員の男女400人を対象にインターネットで実施した。
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