投資のイメージ、一般は「ギャンブル」、IFA経験者は「コツコツ」

» 2021年05月18日 17時36分 公開
[季原ゆうITmedia]

 金融商品仲介業者のFan(富山県富山市)は、一般の人とIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談経験のある人を対象に、投資に関するイメージ調査を実施した。その結果、一般では「ギャンブル」、IFAの相談経験者は「コツコツ」が1位となった。経験の有無によりイメージに差が現れた。

「投資にどのような印象を持っているか」への回答

 「投資にどのような印象を持っているか」の質問に対し、一般では「ギャンブルのような怖さ」(45%)、「専門性の高い難しさ」(22%)などネガティブな選択肢を選ぶ人が多かった。一方で、IFA相談経験者は「コツコツとした堅実さ」(29%)や「未来に対する期待感」(22%)などポジティブな意見が上位にあがり、「ギャンブルのような怖さ」については17%にとどまった。

「興味のある投資手法」についての回答

 また、興味のある投資手法については、一般、IFA相談経験者双方とも「株式投資」が1位となった。上位3位には「投資信託」「つみたてNISA」と、認知度が高いものが集まり、認知と興味が直結している結果となった。

「投資に関するアドバイス」についての回答

 「投資に関して誰のアドバイスを受けたいか」という質問では、IFA相談経験者は「IFA」(50%)が1位に、一般は「自分で判断したい」(49%)が大差で1位となった。また、投資のアドバイスを受ける形式についての質問では、「店頭」と「オンライン相談」の選択肢に一般とIFA相談経験者とで差が現れた。経験者ほど直接相談する方法への支持が高いことがうかがえる結果となった。

 調査は3月9日〜22日にインターネットで実施した。20代〜70代の男女、一般948名、IFAの相談経験者393名を対象とした。

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